2014/08/01

代表コラム

Vol.7 宝物の在処(ありか)

大学時代はびっくりするほど勉強しなかった。難しい本を原書で読むことになんの意味があるのかまったくわからず、先輩から回してもらった翻訳本を読んでゼミに間に合わせるのだけれど、それを読んでもさっぱりわかりませんでした。

でも実はあんなにも素敵な時間はなかったと、今にして思うのです。一見「意味がない」と思えるものにエネルギーを費やすことが許されていたなんて。生意気に意味など考えず、もっと純粋に学問に向き合っていけばよかったと思います。

「人生に無駄はない」ということが年を経ることにリアルさを持ってわかるようになってきました。すべての経験は積み重なり、どこかでつながり、ボク自身というものを構築していく。だから人は「経験」をする度に、より柔軟に、そしてより強靭になっていくのだと。

一見意味がないと思えることの中に、人生の宝物が潜んでいたりします。たとえそれが無意味で、無価値で、非効率なものに思えたとしても、本当にそうなのかどうかは後にならないとわからない。と、最近よく思うのです。

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